Manage a Business

まずはじめに

TTAは新たに賃貸経営をはじめることをオススメしていません。

いきなり、不定的な意見から始まってしまいましたが、実際そう思います。
土地の有効活用を安易に考えているのであれば、その土地を売却して現金化してしまったほうがはるかに楽です。
なぜなら賃貸住宅はあくまで経営「ビジネス」であり、建築会社・不動産会社の営業マンに全て任せておけばOKという時代は終わってしまったからです。
賃貸住宅を経営することは容易ではありません。
経営するにあたって5年や10年ならともかく20年、30年の長いサイクルで考えることになります。

賃貸住宅経営 これならYES?

答えはすべてNOです。
建築会社・不動産会社の営業マンに全て任せておけばOKという時代は終わってしまったからです。
賃貸住宅を経営することは大変です。 一昔のように立てれば満室、深く考えなくてもどーにかなるという時代は 残念ながら終わりました。 家主はオーナーとして入居者がより良い賃貸住宅生活をおくれれように努力しなくてはなりません。 21世紀を向かえ、賃貸住宅経営は構造的大変換を迫られる時代となってきました。賃貸市場も借り手市場となり、「お客さんに貸してあげる」という発想から「お金を支払っていただく大切なお客様に借りていただく」という発想へ意識と行動を切り換える必要に迫られています。

すでに賃貸住宅を経営されている方、これから検討される方も従来の競争のない時代のように、建てれば満室、家賃は常に上昇、あんまり考えなくても結果オーライというわけにはいきません。

これからの時代は、他の商売と同じく競争の中で勝ち抜いていく必要があります。

お客様(借主)は10件以上の部屋を検討し、掘り出し物件を見つけてようとします。
長い時を経ても賃借人を刺激する物件であり続けるために、入居者の立場に立った居住環境や生活機能性、空間を提供することが必要です。10人中8人が選んでくれるような魅力が必要となります。

今後、市場原理で物件が動くようになれば、人気物件、不人気物件が益々はっきりしますし、また礼金(権利金)・更新料など内容が不透明な賃料は、毎月の賃料に統合されていく方向へ向かうでしょう。
これからは清潔感のある外観や内装はもちろん、入居者の心をグッとつかむようなサプライズも必要です。

賃貸経営も他の商売と同じように、借主はお客様であるという意識を強くもち、サービスに工夫をこらしていきたいものです。

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